寄生虫が心臓に住みつき、寿命を縮めるフィラリア症。蚊によって感染するため、夏を越すほど感染率は高まります。そのまま放っておくと、呼吸困難などを起こし苦しい死を迎えることになります。検査も予防もせずに夏を2回こすと、約90%が感染すると言われています。そして夏を越すごとに感染率は高くなっていきます。 蚊を伝染媒体にしているため、蚊が発生する時期に合わせて予防を開始します。地域によって若干の差はありますが、蚊の発生時期(4~5月)から蚊がみられなくなって1ヶ月後(12月頃)までの期間予防する必要があります。 予防を開始する前には、必ず血液検査を受けて、フィラリア寄生の有無を確認して下さい。 血液検査は、わずかな血液で短時間で判定できます。予防薬の種類によってはフィラリア寄生犬に投薬した場合に重篤な副作用を起こす場合もあります。昨年、検査や予防を十分に出来なかった方は必ず血液検査を受けて下さい。特に今まで一度も予防したことがない犬、予防薬は飲ませたけど間隔が開いたり、期間が充分でなかった犬などは要注意です。昨年予防をしっかりとなさっていた方も確実に飲ませたつもりでも後でこっそり薬だけ吐き出したり、埋めてしまったりしていた例もありますので、ちゃんと予防ができていたか確認のためにも検査を受けてください。 フィラリア予防薬は体重によって投与量が異なってきます。投薬前に体重測定を行い獣医師の指示に従って体重に合わせた量の薬を与えて下さい。フィラリア予防薬は、誤用すれば副作用をともなう医薬品で要指示薬に指定されています。 投薬には必ず獣医師の処方と指示が必要です。他の飼主さんからもらったり、去年の残った薬を与えるなど素人判断での投薬にはご注意ください。 >>お問合せはこちらから
マダニは、空き地などの草むらで噛付く機会を狙っています。マダニは、動物に様々な病気を媒介します。犬に媒介するバベシア症は貧血を起こし、急性例では死亡することもあります。人間にもライム病やQ熱などの病気を媒介します。これらの病気は寄生から約48時間を越えるとその危険性が高まります。マダニは吸血しながら唾液を注入し、寄生された動物の反応を抑制するので、動物がそれに気づくことはノミに比べとても困難です。マダニはどのような気候、場所にも適応できる寄生虫です。暖かい季節だけマダニは活動するものと思われがちですが、全国に分布するキチマダニやシュルチェマダニなどは、冬にも動物に寄生し吸血を行います。冬季の狩猟中に、猟犬がマダニの被害に遭うことはよく知られています。予防に勝る治療はありません。ノミ・ダニの本格的な活動が始まり、不快な思いをする前に、即効的かつ持続性のある薬剤を使用して効果的に駆除しましょう。 >>お問合せはこちらから
タナカ動物病院
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